リセットダイエットのポイント

食べ(たべ)過ぎ(すぎ)てしまった翌日(よくじつ)から、2日間(にちかん)食事(しょくじ)を少し(すこし)工夫(くふう)するだけで、摂り(とり)すぎてしまったカロリーを取り消し(とりけし)にできる「リセットダイエット」は、とても有効(ゆうこう)な方法(ほうほう)だと思い(とおもい)ます。これは、リセット期間中(きかんちゅう)に、少なめ(すくなめ)の主食(しゅしょく)と野菜(やさい)、そして水分(すいぶん)の摂り(とり)方(かた)によって、効果(こうか)を発揮(はっき)します。それでは、リセットダイエットのポイントを紹介(しょうかい)します。ダイエット中(ちゅう)だからといって主食(しゅしょく)を抜い(ぬい)てはいけません。ご飯(ごはん)やパン、めん類(めんるい)といった主食(しゅしょく)は、体内(たいない)機能(きのう)をスムーズにして、正常(せいじょう)に代謝(たいしゃ)を保つ(たもつ)ためには欠かせない(かかせない)栄養(えいよう)です。炭水化物(たんすいかぶつ)が不足(ぶそく)してしまうと、体(からだ)が重たく(おもたく)感じ(かんじ)たり、甘い(あまい)ものを食べ(たべ)たくて我慢(がまん)できなくなったりすることがあります。主食(しゅしょく)としておすすめなのが、フランスパンやドイツパンなどの噛み(かみ)応え(こたえ)のあるパンや、低カロリー(ていかろりー)のベーグルです。また、食物(しょくもつ)繊維(せんい)やビタミンが豊富(ほうふ)なジャガイモは、茹で(うで)たり電子(でんし)レンジで加熱(かねつ)したりして、主食(しゅしょく)として添え(そえ)ても良い(よい)でしょう代謝(たいしゃ)を上げる(あげる)ために、毎日(まいにち)摂っ(とっ)て欲しい(ほしい)のが、ビタミンとミネラル豊富(ほうふ)な野菜(やさい)です。いも類(るい)も含め(ふくめ)て1日(にち)に摂り(とり)たい野菜(やさい)の目安(めやす)は350g程度(ていど)です。それだけの量(りょう)を生野菜(なまやさい)で摂ろ(とろ)うとすると、かなりの量(りょう)になってしまうので、料理(りょうり)の工夫(くふう)をしましょう。たとえば、ほうれん草(ほうれんそう)はお浸し(おひたし)にしたり、味噌汁(みそしる)に野菜(やさい)をたっぷり入れ(いれ)たりすると、たくさん野菜(やさい)を摂る(とる)ことができます。2日間(にちかん)の食事(しょくじ)が飽き(あき)ないように、きのこ類(るい)や根菜(こんさい)、葉物(はもの)野菜(やさい)など、さまざまな素材(そざい)を使い分け(つかいわけ)ましょう。水分(すいぶん)も食事中(しょくじちゅう)には欠かせ(かかせ)ません。とくにリセット期間中(きかんちゅう)は、代謝(たいしゃ)と排出(はいしゅつ)を円滑(えんかつ)にするために、お茶(おちゃ)か水(みず)を多め(おおめ)に摂り(とり)ましょう。