和食ダイエット

私たち(わたしたち)の周り(まわり)には、「短期間(たんきかん)でやせられる」というダイエット食品(しょくひん)や、ダイエットサプリメントが溢れ(あふれ)ています。そのようなダイエット食品(しょくひん)を利用(りよう)しないとやせられない、と思い込ん(おもいこん)でしまっている人(ひと)もいるかもしれません。確かに(たしかに)、ダイエット食品(しょくひん)でも効果(こうか)が得(え)られるものもありますが、毎回(まいかい)購入(こうにゅう)していては、かなり高額(こうがく)になってしまいます。しかし、昔(むかし)から日本(にっぽん)には、「和食(わしょく)」というすばらしいダイエット食(しょく)があることを忘れ(わすれ)ていませんか？やせなければ、ダイエットしなければ、とあまり神経質(しんけいしつ)にならず、毎日(まいにち)の食事(しょくじ)を和食(わしょく)中心(ちゅうしん)にするだけで、健康的(けんこうてき)にやせることができると思い(とおもい)ますよ。和食(わしょく)の主食(しゅしょく)といったらご飯(ごはん)ですが、「玄米(げんまい)」を使う(つかう)とよりダイエット効果(こうか)が上がり(あがり)ます。精白米(せいはくまい)よりも、玄米(げんまい)には多く(おおく)の栄養素(えいようそ)が含ま(ふくま)れています。そのため、ダイエット中(ちゅう)に起こる(おこる)さまざまな体(からだ)の不調(ふちょう)を予防(よぼう)し、偏り(かたより)がちな栄養(えいよう)をバランスよく整える(ととのえる)効果(こうか)があります。また、玄米(げんまい)に加え(くわえ)て、いろいろな種類(しゅるい)の雑穀(ざっこく)を混ぜる(まぜる)のも良い(よい)でしょう。白米(はくまい)に混ぜ込む(まぜこむ)だけで、簡単(かんたん)に食べ(たべ)られる発芽(はつが)玄米(げんまい)を利用(りよう)するのも効果的(こうかてき)です。玄米(げんまい)がどうしても苦手(にがて)という人は(ひとは)、三分(さんぶん)づきでも充分(じゅうぶん)栄養(えいよう)が残って(のこって)いますし、五分(ごふん)づきならば、白米(はくまい)と同じ(おなじ)感覚(かんかく)で食べ(たべ)られます。それらに慣れ(なれ)たら、少しずつ(すこしずつ)玄米(げんまい)に近づけ(ちかづけ)ていきましょう。ダイエット中(ちゅう)は、炭水化物(たんすいかぶつ)はほとんど食べ(たべ)ないようにしている人(ひと)もいるでしょうが、栄養(えいよう)が豊富(ほうふ)に詰まっ(つまっ)た玄米(げんまい)は、ダイエットには最適(さいてき)な食材(しょくざい)なので、ぜひ食べる(たべる)ようにしてください。ただ、和食(わしょく)は健康的(けんこうてき)だからといって、食べ(たべ)過ぎ(すぎ)てはいけません。ダイエットをしていなくても、体(からだ)を健康(けんこう)に保つ(たもつ)には、「腹(はら)八分目(はちぶめ)」にするのが理想的(りそうてき)です。